先日、友人に誘われて初めて行ってみたマンション購入に向けたセミナー。
マンション買うの?!って?
正確に申し上げますと、今マンションを購入したいと言うよりは、今の現状でマンションを購入できるのか?マンションを購入するためには何が必要なのか?等々、自分の現状と向き合う時間を作るためです。
今回のセミナー内容は、
将来の年金不安に備えるためにファイナンシャルプランナーが教える資産形成~マンション購入に向けてアナタのキャッシュフロー表を作ってみよう!~
というもの。
タイトルからもわかるように、マンション購入の話ばかりになる内容ではなく、ファイナンシャルプランナーの方と自分の現状を知る良いきっかけになるだろうと思い参加してみました。
一緒に行った友人は、マンション購入を現実的に考えているので何度か別の視点からのセミナーにも参加してみたとのこと。
今回のセミナーは無料で参加できるものだったので、実際に興味のある方は直接話を聞きに行ってみた方が、より具体的になるかとは思いますが、参加してみた感想を含め少しお伝えできればと思います♪
今回お話しして下さった講師の方は、某生命保険会社に勤めている1級ファイナンシャル・プランニング技能士(CFP)の資格を保有している方でした。
ご自身の生い立ちが説得力のあるもので、お金に関してシビアに考えている方の話だろうと思い、早速興味を持った。
最初の話が「これからの日本」についてだった。マンション購入に関係あるの?と思う方もいるかもしれませんが・・・関係ありますね。
日本にいる以上は知っておきたい現実でした。
高齢化が進んでいるのは、ここ数年感じていることで、とくに私みたいな田舎育ちの人間だと尚そう思います。
子供はなかなか増えないけど、お年寄りは増えている。
高齢化が急速に進んでいて、社会保険は年々増加しているという内容。一方で、財源は確保できていないため、子どもたちの世代に負担を先送りし続けているんですって。
2065年には高齢化率が全体の約40%近くになっていました。そして、2065年の女性平均寿命は男性よりも高く91.35歳。私の祖父母は現在全員85歳を超えています。祖父に関しては、大正生まれ。4時代を生き抜くってすごいことだよなぁ。
医療の進歩で長生きできる方も増えたのであろう。
今話題の介護の話もありましたが、代表的な介護方法であっても、初期費用や入居金、老人ホームの平均費用でいくらかかるかとか、このセミナーに参加していなかったら、考えるのはもっと先になっていたでしょう。
東京23区での費用が資料にあったのですが、こんなにかかるの?!と、思っていた以上にお金がかかると思ったのが本音。
そして、この金額毎月払えるのか?と・・・。
今からそんなこと気にしてどうすんねん!って思いながらも、
いやいや、今から気にしていないと対策できないな。
現実的に考えたら、自分が介護施設等に入る前に親のことなど、考えることって山ほどある。
「うわぁぁぁぁぁあーーーー!!!!″!!!」って心のなかで発狂しながらも、今聞けたことに感謝した。
そのなかでも、
「現役時代には限りがある。」
って言葉が心に突き刺さったなぁ。
そんなこと20代で考えなかったから。
最近週5日間勤務がちょっとキツイです。とか私よりも年上のおじさん達に言うと「何言ってんだ。(笑)」って鼻で笑われる。(笑)
年を重ねるたびに身体がきつくなり、そう思う事も増えるのだろう。
むしろ、今働かなくていつ働くのだろう。
労働収入には限界がある。
とくに賃貸と持ち家で差が出やすいということで、収支の流れを表にした「キャッシュフロー表」で比較解説。
年齢設定や年収、貯蓄額、すべてがリアルすぎて一瞬目を閉じた。(笑)
まるで私のために作られた表なのでは?と思うほどで、周りを見渡したが、30代の参加者が多いのだろうと感じた。
住宅価値の推移なども見てみましたが、築年数がたっても価値は約49%残るらしい。※頂いた資料の中古マンション築年帯別状況表を参考にしました。
資産形成のひとつとして「不動産」の話がありましたが、こちらのセミナーの良いところは、「不動産」だけに絞って話をしていないこと。
もちろん、このセミナーに参加している人たちは、マンション購入に興味がある方々が来ていることは間違いない。
でも、それと同時に今の現状を把握し、より良い状況でマンション購入ができるように、
銀行預金・保険・不動産・証券(株式、投資信託)など目的別にポートフォリオを組み、メリットやデメリット、適した目的などの解説もあった。
家計の金融資産の構成を改めるきっかけにもなったセミナーである。
短期資金(銀行)・中期資金(株・投資信託)・長期資金(生命保険)と、目的に応じた貯蓄配分を見直さなければならないと思ったのも、このセミナーに参加したからだ。
現状の年間収支を整理した。
そして、撃沈した。
使い過ぎ。
この一言につきます。
貯蓄の配分が極端なのは、知っていたから、こちらは分散させるとしても・・・。
単身女性の家計平均表を見た時に唖然としてしまった。
とくに、細かい表だったから尚更かもしれない。
ランチ代と食費が別項目で用意されていたことや、財形貯蓄、確定拠出年金、個人年金、株式、投資信託、全部別。
これは、現状がよーくわかる。
裏面にいくと、帰省とか旅行とかそんな項目まであった。大事ですよね。毎月じゃなくても、年間どれくらい使用しているか、使用したいかを把握するっていうのは。
そして最後の極めつけは「年収ごとの年金受取予想額」を見た時でした。
あくまで概算ではありますが、おばあちゃんになったらどうやって生活すんねん・・・って。
知っているか知らないか、行動するかしないかで未来って差がつくんですね。
勉強できるできないは関係ないな、これ。
段階としては、
現状把握(←私は今ここ)
収支のバランスを把握し、貯蓄の配分を見直した。貯蓄していないわけではないが、現状お金を使い過ぎである気がしている。
⇩
⇩
⇩
税制や社会情勢、年収の変化もあるため、5年を目安にキャッシュフロー表を作成して見直すのが良いそう。
このような感じで、生活を見直すための一歩を踏み出すことができたセミナー。
今回のセミナーは一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」というところが主催している。※設立31年を迎え、会員登録数は2022年11月1日現在で105,717 名
会員の方だと、サービスやサポートも充実していて、今回のような受講料無料のセミナーに参加できたり、ライフスタイル・プランニング(個別相談)も無料でできます。
また、新築や中古マンションの相談、売却やリフォーム・リノベーション、相続・贈与相談、資金面に関する不安を相談できるファイナンシャルプランナー相談など、多岐に渡ります。
マンションを購入する際のお得な情報も盛り沢山です!
女性のための快適住まいづくり研究会というだけあって、スタッフさんは周りを見渡しても私が参加した時は女性だけでした。
女性が安心してマンションを購入できるよう、お役立ち情報などが多数揃っています。
女性の立場に立った、住まいやライフスタイルに関する情報が今後の役に立ちそうです*
住所:東京都目黒区自由が丘 2-9-6 Luz自由が丘 8F
お問い合わせTEL:03-3718-7017 10:30~19:00(火・水定休)